チラリズム |
辞書:萌色用語の基礎知識 萌え趣向編 (OZMOET) |
読み:チラリズム |
品詞:名詞 |
チラっと見えることを良しとすること。フェチの一つ。胸チラ、パンチラなど。
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概要 |
全裸や性器を見せるといった直接的な性的働きかけではなく、下着や、普段は見えにくい太腿などを僅かに見せることで色気を表現する手法、およびそのようなもので興奮する性的趣向である。
つまり、モロ見えではなく、チラ見えであるところにフェチシズムがある。
ちょっとだけ見せることによって男性の想像力をかき立て、現実よりも更に理想的な情景を脳内に描き出させることで、性的欲求を高める働きがあるとする。
フェチの中には、裸の女には興味がないとまで断言する者まで存在する。
特徴 |
語源 |
チラリズムは日本語である。
日本語の「チラリ」に、主義・教義・学説などを示す接尾辞-ismを付けたのが由来。
従って、英表記は恐らく「chirarism」。
由来 |
チラリズムという概念そのものは古くからあったことが知られ、こういったものは、洋の東西を問わず公然では禁忌とされてきた。
これが「チラリズム」なる表現で普及を見せたのは戦後で、歴史自体は短いものである。
直接的な由来は定かではないが、一説によれば、女優の浅香光代の剣劇芝居において、立ち回りの際に太腿がチラチラと見えるシーンにエロティシズムがあるとして登場したとする。
普及 |
その後、チラリズムは日本に広く普及し、神武天皇即位以来2600年以上という長い日本の歴史と、常に連携してきた日本の変態文化を彩った。
普及後は、太腿だけでなく、もっと様々な体の部位や、あるいは下着などでのチラリズムが広く一般化することになった。
もって、写真やビデオといったもの(アダルトビデオも含む)から、まんが・アニメまで、お色気描写の定番となっている。
主要なチラリズム |
リンク |
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