かつて存在した日本のゲームソフトウェアハウス。
元々は日本テレネットの開発チーム名で、業務拡大に伴い1987(昭和62)年3月に子会社として独立したものである。
パソコン用ゲームでは、作りこそ荒っぽいものの「アークス」「グラナダ」「エル・ヴィエント」などの気合いの入ったゲームを多く出している。必要以上に凝った設定資料が用意されているのも特徴である。
後に家庭用ゲーム機に参入することになるが、当初はあまり出来のいいゲームがなく、クソゲーメーカーのレッテルを貼られることになる。しかしその後「テイルズオブファンタジア」(販売はナムコ)がヒットしたことにより見事な汚名返上を成し遂げた。
親会社の日本テレネットと同じように社員の独立が多く、晩年は開発能力の低下が著しかった。
最終的にはテイルズシリーズの開発を行なうナムコの子会社であるナムコ・テイルズスタジオに吸収合併(2003(平成15)年)され、ウルフチームは消滅することになった。
日本テレネット名義のゲームはそちらを参照のこと。
- アークス シリーズ
- ミッドガルツ シリーズ
- グラナダ
- ソルフィース
- アーネストエバンスシリーズ
- エル・ヴィエント
- アーネストエバンス
- アネット再び
- テイルズオブデスティニー
- テイルズオブファンタジア
- テイルズオブエターニア
用語の所属
ゲーム
関連する用語
ナムコ
日本テレネット