核都市広域幹線道路
読み:かくとし-こういき-かんせんどうろ
核都市を結ぶ環状道路構想。首都圏での構想路線で、外環道と圏央道の中間を通るように考えられている。
概要
道路
現在ある、または計画中の道路は次のとおりである。
計画
これは、かつて外環道と圏央道(当初は第3外環と呼ばれた)の間に第2外環が計画されたことに由来し、この名残が核都市広域幹線道路という名称になった。
区間は横浜〜立川〜大宮〜浦和〜流山〜柏〜千葉で、東半分は国道16号と重なっている。
普段からこの付近を走っている人がこの計画を聞いて、要らないという人は殆どいないと思われる。これほど需要にマッチした計画というのも、なかなかない。
特徴
現状
この道路が、西側の横横、保土ヶ谷バイパスと繋がると、完全に16号高規格化が実現できた。しかし結論からいえば、残念ながら本当に全部出来るかは大いなる疑問である。
現状の計画では都道と県道の寄せ集めとなっているが、やる気があるなら国道として整備されるはずで、近年の国の動向を鑑みれば、環状道路として全通させるような雰囲気ではない(あくまで3環状がメインである)。
建設
神奈川県内では、高速横浜環状西線から東名高速道路へ接続される高速横浜環状北西線として計画が進められている。
埼玉県内では、高速埼玉新都心線(S2)が該当するものと思われ、かなりの高規格で建設された。
千葉県内では、流山市に計画がみられる。つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅の近くに計画されている「流山市都市計画道路3・1・1号東京第2外郭環状道路流山線」(幅員40m)が該当するだろうことは、道路名からも明らかである。
再検索