国後島
読み:くなしり-とう
外語:Kunashiri Island

 日本の島の一つ。北方領土のうちの北方四島の一つで、根室半島と知床半島の間、野村半島の沖合いに存在する、日本で二番目に大きな島。
目次

概要

自治体
 
 北海道根室振興局管内国後郡に属し、国後郡には二つの自治体がある。

基本情報

通信

沿革

歴史
 国後島はアイヌの地であり、長く日本の領土であったが、旧ソ連が軍事占領し今に至っている。
 当時は2村あわせて7000人以上の日本人が住んでいたが、侵略されて以降、半数は自力で脱出、残りは抑留され樺太などで強制労働させられた後、1947(昭和22)年〜1949(昭和24)年にかけて強制的に退去させられた。
 このため現在では日本領であり北海道の行政区域でありながら、日本人は一人も住んでいない。現在はおよそ8000人のロシア人に不法占拠されている。

地理

運輸

道路
 道路はあるが、日本国として国道、北海道として北海道道などは設定していない。

道の駅
 島内に道の駅はない。

鉄道
 島内に鉄道はない。

飛行場
 島内に飛行場はない。

周辺の島
 この島の最寄りに、次のような島がある。

特徴
 クナシリはアイヌ語で、キナシリ(kina sir、草の島)あるいはクンネシリ(kunne sir、黒い島)が語源とされている。
 現在、島を不法占拠しているロシアは歯舞諸島色丹島と共に南クリル地区と呼んで、この国後島の国後郡泊村古釜布(ふるかまっぷ)(ロシア名ユジノ・クリリスク)に行政府を置いている。

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