南硫黄島
読み:みなみ-いおう-とう
外語:Minamiiou island

 硫黄列島を構成する島の一つで、無人島
目次

情報
 東京の南海洋上約1,300kmにある。

所属

基本情報

一般情報

通信
 無人島なので、郵便は届かず、電話も無い。

自治体
 島は、東京都小笠原支庁管内小笠原村に属している。

沿革

地理

地勢

上陸方法
 沿岸は断崖絶壁、標高916mの円錐状の火山島であり、船での上陸はほぼ不可能である。
 辛うじてヘリコプターが着陸できる程度の平地はあるが、とても人間の住めるような島ではない。
 故に人為の影響を殆ど受けていない手付かずの自然が残された、日本では数少ない秘境の一つである。

最高峰
 標高916mは東京都内の島嶼部では最高峰である。
 しかしその「山」には特別な名前はないらしい。なぜか。それは、島の写真を見れば納得する。島そのものが山であり、山が島だからである。

周辺の島
 この島の最寄りに、次のような島がある。

運輸

道路
 島内に道路はない。

道の駅
 島内に道の駅はない。

鉄道
 島内に鉄道はない。

飛行場
 島内に飛行場はない。

特徴

観光や定住
 上陸自体が困難だが、仮に何かの海難事故等で島に漂流したとしても、険しい絶壁であり淡水が無いことから、定住は困難である。
 近隣の硫黄島北硫黄島には戦前には居住者がいたが、定住困難な南硫黄島は古くから無人島であり、このため自然が残されている。

核実験候補地
 この島は、日本では数少ない、核兵器開発の際の実験候補地の一つでもある。
 硫黄島に自衛隊基地があるので、最有力候補である。

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