中山道 (旧街道)
読み:なかせんどう
外語:Nakasendo^
五街道の一つ。江戸の日本橋から内陸を通り、武蔵国・上野国・信濃国・美濃国・近江国を経て、京都の三条大橋までを結ぶ、135里24町8間、約532kmの街道である。
特徴
福島と碓氷に関所があった。
宿場は板橋から守山までで全67宿69次。
草津で東海道と、下諏訪で甲州街道と合流する。
東海道と並び、江戸と京を結ぶ重要な幹線として機能した。幕府は東海道を重視していたため、こちら中山道は「裏街道」とも呼ばれた。
一長一短
東海道は、中山道より10里ほど短距離であるが、途中大河が多くあり、増水などによる予期せぬ足留めなどを受けることがあった。
対し中山道は山中の街道なので峠を超えるのが大変で、冬季は旅人を苦しめたが、想定外の足留めなどは少なかった。
現在
現在では、短い距離で県道や国道が入り乱れる形で再整備されている。
一日中、山道
中仙道とも書くが、正式には中山道と書いて「なかせんどう」と読む。
現在の整備道路と区別するために、旧街道を「旧中山道」(きゅう・なかせんどう)とも言うが、これを「いちにちじゅうやまみち」と読んだ当時フジテレビジョンの女性アナウンサー有賀さつきの存在が伝説となっている。
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