かすみがうら市
読み:かすみがうら-し
外語:Kasumigaura City

 茨城県かすみがうら市。茨城県南部の霞ヶ浦北西に位置する市。2005(平成17)年3月28日、新治郡の2町(霞ヶ浦町・千代田町)が合併し市政施行して誕生した。
目次

概要

基本情報

通信

象徴

沿革

歴史
 鎌倉時代に、地頭の下河辺政義が志筑城を築き、領内を統治したのが始まりとする。
 およそ200年に渡って下河辺氏(益戸氏)が現在のかすみがうら市周辺を支配したが、室町時代になると南北朝争乱で敵対した大掾氏に敗退、衰退した。
 やがて水戸街道が作られ活気をみせるが、周辺住民の負担が大きく藩も財政面で疲弊、幕末までに頻繁に一揆が発生した。

地理

地勢
 日本で第二位の面積を持つ湖「霞ヶ浦」と、筑波山系の南麓に挟まれた市である。
 市域の大部分は標高25m前後の常陸台地である。
 台地には梨や栗などの畑と平地林、低地には水田が作られ水稲と蓮根が栽培されている。

町域
 市内の殆どの場所で、まだ住居表示が実施されていない。

隣接する自治体

運輸交通

主な道路

自動車専用道路

一般国道

地方道

道の駅
 市内に道の駅はない。

鉄道

飛行場
 市内には軍用空港のみがある。民間用は市内にはないが、成田国際空港が近い。

行政

議会(かすみがうら市議会)
 2011(平成23)年2月8日現在、市議会議員、定数16名、現役16名。
 任期2011(平成23)年1月28日〜2015(平成27)年1月27日。

国政選挙

民度、民意
 投票率は平均6〜7割で、投票率は平均的高い。
 茨城県は政治家の汚職事件が多く汚職王国とも呼ばれているが、初代市長、2代目市長が無投票当選、初代市長が収賄容疑で逮捕というのも、そのような理由があってのことである。

市長

特徴

観光

名産品
 順不同。

合併
 千代田町と霞ヶ浦町、いずれの元町役場も、現在の市役所として使われている。
 議会まである本庁舎と呼べるものは元千代田町役場で、現在の「千代田庁舎」である。一方の元霞ヶ浦町役場は、現在の「霞ヶ浦庁舎」である。

ひらがな市名
 いわゆる、ひらがな市名である。
 市名は霞ヶ浦にちなんでおり、支那語では「霞浦市」または「霞之浦市」と書くことになるが、これがひらがな市名となったのは近郊のつくば市の影響と思われる。

再検索