14号埋め立て地
読み:じゅうよんごう-うめたてち

 東京湾の埋立地の一つで、略称 "14号地"。現在の夢の島・新木場エリアをいう。東京都江東区
 いわゆるゴミの埋立地跡だが、今やそのような形跡は見られない。埋め立ては1939(昭和14)年から始まったが、この時はゴミではなかった。約2年で一次中断されたが、1957(昭和32)年からはゴミにより埋め立てが再開された。埋め立ては1967(昭和42)年に終了している。
 東西に国道357号東京湾岸道路高速湾岸線(B)が走り、北からは明治通りが走って来る。JR京葉線と臨海高速鉄道(TWR)が湾岸線にそうように東西に走る。
 明治通り沿いに夢の島公園がある他は、工場ばかりである。
 夢の島は東京湾岸道路の北、新木場は南である。新木場はコの字形とトの字形の組み合わせとなっている。トの字部(新木場2丁目)には観光面で特に目立ったものは無く、殺伐とした工業地帯である。コの字部(新木場1丁目、3〜4丁目)も殺伐とした工業地帯だが、北西部には新木場駅、南東部には東京ヘリポートや東京地下鉄新木場検車区などがある。
 コとトに囲まれた内海のうち、北が14号地第1貯水場、南が14号地第2貯水場である。いずれはここも埋め立てられることになる。

再検索