東京港臨海道路にある、中央防波堤外側埋立地と江東区若洲を渡す橋。
- 2010(平成22)年7月1日: 名称一般公募開始(8月20日まで)
- 2010(平成22)年11月20日10:00(@083): 名称表彰式
- 2012(平成24)年2月12日10:00(@083): 供用開始
橋の名「東京ゲートブリッジ」は一般公募による。
建設中の仮称は「東京港臨海大橋」だった。
羽田空港に近接する東京ゲートブリッジは。飛行機が橋の上を飛ぶため空域制限があり、高さは最大でも98.1mの制限があった。
同時に、東京港第三航路には大型の船が出入りすることから橋の下を船が通ることになり桁下の高さ制限も生じ、高さは54.6m以上にする必要があった。
この両方の制約を同時にクリアするため、高い主塔を建てねばならない吊橋や斜張橋ではなく、トラス橋となっている。変わった形に組まれたトラスが橋を支えている。
橋桁の鋼材は約3万6千トン、トラス桁の主橋梁部だけでも2万トンになるとする。
新規に開発された橋梁用高性能鋼材(BHS、Bridge High-performance Steel)が使われている。強度、加工性、溶接性に優れ、これにより鋼重削減と施工コスト低減に寄与するとしている。
用語の所属
東京港臨海道路