和泉ナンバー
読み:いずみナンバー
ナンバープレート
のうち、管轄支局等表示文字が「和泉」であるもの。及び、そのナンバーを搭載した車。大阪府南部のナンバーである。
目次
情報
概要
特徴
由来等
和泉
動く危険物
危険運転
ドライビングテクニック
ご利益
和泉の敵
情報
管轄局: 近畿運輸局大阪運輸支局 和泉自動車検査登録事務所
管轄局所在地
: 〒594-0011
大阪府
和泉市上代町官有地
管轄区域:
堺市
、岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、富田林市、河内長野市、松原市、和泉市、柏原市、羽曳野市、高石市、藤井寺市、泉南市、大阪狭山市、阪南市、泉北郡、泉南郡、南河内郡
補足
1988(昭和63)年1月1日: 「泉」から変更 (実際の払出は
正月
明けの4日から)
2006(平成18)年10月10日: 「堺」ナンバー(ご当地ナンバー)開始
概要
岸和田など、ガラが悪い、府南部のDQNエリアを含むナンバーである。
東の
足立
、西の和泉、と呼ばれ、どこからも恐れられる。
特徴
由来等
かつて大阪府内では、「大阪」と「泉」の二つがあった。
登録台数が増加したため、
大阪市
は分離独立し1983(昭和58)年に「なにわ」が新設された。それまでは大阪市内も南北に分けて北部は「大阪」、南部は「泉」だった。
これに伴い、大和川を挟んで大阪府北部は「大阪」、南部は「泉」のちに「和泉」となり、さらに
堺市
が分離独立し「堺」が新設され、現在にいたる。
和泉
「和泉」なのは、旧和泉国だからではなく、単に陸運支局が和泉市にあるからである。
一文字時代は「泉」ナンバー(ただし地域が違うので注意)で、「泉」のときは悪評が全国でも有名だった。
泉ナンバーから和泉ナンバーに変わったのは、泉ナンバーのイメージがあまりにも悪いため、「和(なご)やかな」感じになってもらうという意味も含めたものとされている。
和泉はもちろん「いずみ」と読むが、地元では「わいずみ」「わせん」などと(意図的に)読まれることも。
動く危険物
大阪府内は、北から順に「大阪」「なにわ」「堺」「和泉」と四種類のナンバーがあるが、その危険性の序列は次のとおりである。
「和泉+堺」>「なにわ」>「大阪」
その運転の荒さは史上最強ともされ、乱暴運転ナンバーとしては「姫路ナンバー」と肩を並べる。このため、一般に運転マナーが悪いとされる大阪の中でも「和泉」は完全に別格扱いである。
危険運転
道路を我が物顔で走る。近畿でも他のナンバーなら、別の車線から追い越しするところ、和泉ナンバーは後ろから煽って退かそうとする。もし退かず和泉ナンバーを怒らせてしまえば、何をされても不思議ではない。
幅寄せなどは当たり前で、ドライバー同士の殴り合いも時折発生する。
また、煽られたら急ブレーキも当たり前らしく、時には
制動灯
が点かない
サイドブレーキ
(最近の車にはあまりないが)も併用されるらしい。彼らにとって、衝突痕は戦闘の証なのだろう。
このように危険地域なので、
珍走団
ごときは一般車に煽られて淘汰され、今では殆ど姿を消した。
ドライビングテクニック
マナーの良し悪しはともかく、和泉ナンバーは、実は運転が上手い人が多い。女の運転すら、一定の水準を上回っていると見られる。なぜなら、運転が下手な人間は、ここでは生き残れないからである。
周辺府県は下手なドライバーが多いことから、そちらの方がむしろ危険との説も。
ご利益
このように一目置かれるナンバーである。
このため、たこ焼き文化圏では「付けるだけで皆が道を譲ってくれる」なる「ご利益」が確認されているらしい。
和泉の敵
和泉ナンバーエリアでは
オービス
が異常に少ないことから、ネズミ捕り、覆面パトカーが主たる敵である。
前を行く「和泉」ナンバーが急に減速するなど異常警戒行動を示した場合、その先にはパンダやステージア(大阪の覆面)、そして光電管やレーダーが存在する。
取り締まりが多い道路では、さすがの和泉ナンバーも、おとなしくしている。
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