二輪の小型自動車
読み:にりんの-こがたじどうしゃ

 道路運送車両法の「小型自動車」のうち、二輪車のこと。大型のバイク。
目次

概要
 道路運送車両法では小型自動車と同様の扱いをしている。
 道路交通法の定義における、排気量250ccを超える普通自動二輪車と、全ての大型自動二輪車が含まれる。

特徴

分類
 具体的には、排気量250ccを超える全ての自動二輪車をいう。
 車のナンバー区分は、税金と自賠責保険に関わってくるが、運転免許の区分(道路交通法)とは必ずしも一致しない。

免許
 道路交通法では、400ccを境に必要な運転免許が変わる。
 排気量が400cc以下であれば「普通二輪免許」、400ccを超えたら「大型二輪免許」が必要である。

利点と欠点
 排気量が大きくゆとりがあり、速度も速く時に300km/h(720km/hBeat)以上、長旅をする場合や速度を楽しむのに適するが、2年に1回の車検が義務付けられ、税金も高いのが欠点と言える。
 重量税は2,500円/年。単価は一見250cc以下よりも安いが、250cc以下は購入時のみ払えば良いのに対して、250ccを超える二輪車は車検の度に(2年に一度、つまり2年ごとに5,000円)払う必要がある。
 また、自動車税は毎年必要(現在は4,000円/年)。

ナンバープレート
 ナンバープレートの周囲に緑の枠があるのが特徴である。
 表記内容は「足立 あ 11-11」のようになる。
 小型の、250ccに満たない二輪の軽自動車の場合は「1 足立 あ 11-11」のような書式だが、二輪の小型自動車は最初の1が無いのが特徴。
 容量の問題から、現在は「足立C」のような英字付きも使われている。

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