歯舞諸島
読み:はぼまい-しょとう
外語:Habomai Islands
北方領土のうちの北方四島の一つで、根室半島の沖合いにある島々のこと。歯舞群島ともいう。
諸島の名の通り、実際には小さな島々が寄り集まったものである。
概要
行政区画としては日本国北海道根室振興局管内根室市に属する。
かつては根室振興局管内花咲郡歯舞村であったが、1959(昭和34)年に根室市に編入されたことにより、歯舞村と花咲郡は消滅した。
ハボマイの語源はアイヌ語の「アプ・オマ・イ(apu oma i)」(流氷のあるところ)。
歯舞諸島に属する島
比較的大きな島に、次のような島がある。大きな島に付随する小島は、大きな島にぶら下げるようにリスト化した。
- 水晶島(すいしょうとう)
- 貝殻島(かいがらじま)
- オドケ島
- 萠茂尻島
- ゴメ島
- 秋勇留島(あきゆりとう)
- 勇留島(ゆりとう)
- ハルカリモシリ島
- 志発島(しぼつとう)
- 多楽島(たらくとう)
歴史と現状
終戦までには5000人以上の日本人が住んでいたが、現在はロシア連邦に不法占拠され日本人は全員追い出され、国境警備隊が駐留するのみである。
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