本線直結型スマートインターチェンジ |
辞書:国土用語の基礎知識 道路編 (EROAD) |
読み:ほんせんちょっけつがた-スマートインターチェンジ |
品詞:名詞 |
高速道路本線へ直接アクセス路を接続するスマートインターチェンジ。
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概要 |
構造上は通常のインターチェンジと変わらないが、過疎地の有料道路にある機械式の料金所と同様、精算は機械で実施し、その際にETCの搭載が必要という点が異なる。また、ETCを用いるが精算の際には一旦停止が必要である。
このため人件費の節減になり、需要が微妙な過疎地にもICが建設できることになる。ゆえに、常磐道や東北道など、観光需要が期待される過疎地から建設が始まった。
また、混雑するICとICの間に建設し、通行車両を分散化して渋滞緩和に繋げるような動きもある。
特徴 |
定義 |
明確な基準は定かではない。
SA/PAから繋がるものは当然ながら本線直結型ではないが、一旦高速道路上のバス停レーンに入り、そこから繋がるものも本線直結型ではないらしい(例:加計スマートIC、喜舎場スマートIC)。
一方で、本線料金所から繋がるものは本線直結型となる(例:三郷料金所スマートIC)。
誤進入退出通路 |
ETC未搭載車両がゲート前で立ち往生するだろうことは容易に想像できるため、本線直結型スマートインターチェンジでは必ず誤進入退出通路が用意されている。
高速道路から出ようとする車はここを通って、入ってきた車と共に本線に戻ることができ、入ろうとする車はここを通ってそのままお帰り戴く。
一覧 |
初期には「社会実験」と称する実験を経ていた。その期間は、供用開始(恒久化)には含めない。
今後、続々と供用開始につき略す。
リンク |
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