変わった地名のこと。
変な、と言っては当該地住人に失礼だが、しかしその地に居ない人には由来などが良くわからない、地名だけを見聞きしても意味が分からない、あるいは驚くような単語が使われている、このような地名は変な地名といえる。
日本では昔から変な地名には事欠かなかったが、昨今の市町村合併で次々と安直な地名が出て来て物議を醸している。あまりにも変過ぎるものは痛い地名と呼ばれる。
普通に変な地名の代表は、アイヌ語起源の北海道と、琉球王国だった沖縄県のそれぞれの地名である。
アイヌ語起源のものは数が多すぎるので敢えて紹介はしないが、沖縄県では特に漫湖は有名で、NHKでも紹介されたが字幕だけで名前は読み上げられなかった。
概ね北から南に並べる。
- 宮城県仙台市青葉区ニッカ (ニッカウヰスキー仙台工場)
- 山形県米沢市アルカディア (米沢駅の東にある業務施設の住居表示)
- 栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち (おもちゃのまち駅周辺の住居表示)
- 群馬県太田市スバル町 (富士重工業の群馬製作所)
- 千葉県香取市佐原などには大字イ、ロ、ハ…がある
- 新潟県胎内市
- 岐阜県下呂市 (下呂温泉で有名)
- 愛知県豊田市トヨタ町 (トヨタ自動車の本社工場)
- 大阪府池田市ダイハツ町 (ダイハツ工業の本社)
- 山口県山陽小野田市セメント町 (太平洋セメント)
- 山口県山陽小野田市硫酸町 (日産化学工業)
- 大分県津久見市セメント町 (太平洋セメント)
- 沖縄県 漫湖 (ラムサール条約に登録された湿地)
関連する用語

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変な地名 (世界)