ガソリンエンジン |
辞書:国土用語の基礎知識 車編 (ECCAR) |
読み:ガソリンエンジン |
外語:gasoline engine |
品詞:名詞 |
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概要 |
ガソリンエンジンは、ガソリンが「高温になっても発火しない」という性質を利用したエンジンである。
エンジンは、気化したガソリンと空気(酸素)を吸い込み、シリンダー内で圧縮する。この際に高温になるが、爆発することはない。そして、爆発させたいタイミングで、スパークプラグから火花を散らすことで爆発させる。
現在のものは一般に、シリンダが特定の位置に来たときにプラグのスパークで点火する制御が行なわれている。
特徴 |
利点等 |
爆発にスパークプラグを用いているため、爆発のタイミングを正確に制御することが可能で、また圧縮比をそれほど高くする必要がない。
そのため振動や音が比較的小さく、高回転にも適している。
ガソリン車に軽油を給油 |
近年、セルフサービスのガソリンスタンド(いわゆる「セルフ」)で、「軽自動車」に「軽油」を誤って給油する事故が頻発していると報道されている。
しかし軽油は発火点が高く、ガソリンより燃えにくいため、プラグのスパークだけでは発火させられない。
従って、ガソリン車に誤って軽油を給油してしまうと、燃料に火が付かないため、すぐにエンジンは止まってしまう。故障するなどの大事には至らないことが多いが、タンク内の燃料を全て抜き取る必要があるため、費用が掛かる。
リンク |
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