SCMS-T |
辞書:文化用語の基礎知識 音楽・技術編 (LMTECH) |
読み:エススィーエムエス-ティー |
外語:SCMS-T |
品詞:固有名詞 |
ディジタル録再装置用のディジタルコピー防止規格SCMSの派生規格で、Bluetooth用。
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概要 |
Bluetoothは携帯電話機のほか、ヘッドホンやスピーカー音響機器にも導入されつつあるが、それに際し、Bluetooth経由でのダビングを防止することを目的に作られた。
お世辞にもBluetooth経由では音質が良くなりようがないが、それがディジタルということで、SCMSと同様の縛りをBluetoothにも導入することになった。
特徴 |
孫コピー |
SCMSは孫コピーの防止が目的で、1回だけはコピーできた。しかし、SCMS-Tの場合は機器が対応していないと聴くこと自体が出来ないようになっている。
なぜなら、携帯電話機にコピーされた時点で「1回目のコピー」として扱われ、その再生を受信する機器が受信することは「2回目のコピー」とみなされるからだという。
対応必須 |
SCMS-Tの制限が掛けられた音響は、再生する時点で「2回目のコピー」なので、SCMS-Tに対応した機器を用いないと、音が鳴らない。ヘッドホンなどもSCMS-T対応である必要がある。
また、ワンセグもSCMS-Tを用いているため、SCMS-Tに対応していないBluetoothヘッドフォンでは音声を聴くことができない。
リンク |
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