須比智邇神
読み:スヒヂニノカミ

 日本神話の神で天津神。神代七代の三代目のうちの女神。十五社神社の御祭神の一柱。これは古事記による名で、日本書紀では沙土煮尊(ウヒヂニノミコト)と呼ばれる。土や砂を表わす神とされる。
 系図では豊雲野神(トヨクモノカミ)の下に書かれ、豊雲野神の子とされる。
 兄に宇比地邇神(ウヒヂニノカミ)がおり、一対で神代七代の一代をなす。この二柱で息子の角杙神(ツノグヒノカミ)と娘の活杙神(イクグヒノカミ)を産んだ。

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