老死
読み:ろうし

 十二因縁の第十二。老いて死ぬこと。
 人は誰でも、この世に生まれれば、やがて老いて死なねばならない運命である。これを老死という。
 仏法においては、人が死を恐れ不安になるのは「活動出来るのはこの世限り」と錯覚するからだとする。人生で功徳を積めば来世は更によい所に生まれよりよい人生を送ることができ、そしていずれは輪廻から解脱し仏になれるのだと説かれている。

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