紫式部
読み:むらさき-しきぶ
外語:MURASAKI Shikibu

 生没年未詳。平安中期の女流文学者。籐式部とも。
 父は藤原為時。藤原宣孝と結婚した。夫の死後、藤原道長の娘である上東門院へ出仕する。
 日本文学史上最高傑作と言われる「源氏物語」の作者。ほかにも「紫式部日記」や家集『紫式部集』がある。
 百人一首にも歌が採られており、その歌は「めぐりあひて見しやそれとも分かぬまにがくれにし夜半のかな」である。原典は新古今・雑上・1499。

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