氏子
読み:うじこ
その地域において氏神を祭り、その加護を受けている信徒のこと。ただし信徒であっても神社区域外の者は区別され、そういった者は一般に崇敬者と呼ばれる。
概要
本来氏子とは、氏神を祀った神社の近くに住み、その神を信仰する氏一族のことを言った。
しかし江戸時代になり、村落単位での体制が確立した後には、氏神=鎮守が確立した。以降、氏神は産土神や鎮守神と区別されなくなる。
現在では氏神を守るための構成組織を「氏子中(うじこじゅう)」、氏神神社の区域内に住むその構成員を「氏子」と呼ぶようになった。
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