春分の日
読み:しゅんぶんのひ
外語:Vernal Equinox Day

 祝日の一つ。二十四節気の一つ「春分」を祝う。
目次

日本

法定義
 日本では、国民の祝日に関する法律(祝日法)により以下のように定義される。
 その日付は春分であるが、この日は毎年変化するため、法律でも明確な日付を指定せず「春分日」とだけしている。

春分日
 春分日は、その前年の2月1日、国立天文台の算出した結果に基づき日付が閣議で決定され、これが官報によって公報されることによって正式に決まる。
 計算により、遙か先までの日を予測することは容易なことである。しかし、閣議決定なしには実際の日付は決まらない。
 つまり、その日付は翌年までしか決定されていないということであり、翌々年以降の日付は未定義となる。
 実際には、毎年3月21日頃となる。

由来
 この日は春の彼岸の中日であり、祭日の「春季皇霊祭」に由来する。
 廃止された「休日ニ關スル件」(昭和2年勅令第25号)では、この日(春分日)を「春季皇靈祭」としている。

特徴
 日本では、仏教行事や、墓参りなどが行なわれる。
 皇居では天皇陛下により、宮中三殿のうちの二殿、皇霊殿と神殿で主要祭儀「春季皇霊祭」が行なわれる。

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