皇紀
読み:こうき
日本書紀の神武天皇の即位の年、紀元前660年を元年とした暦。西暦+660に相当する。
採用
文献により古代より使われていたことが知られるが、1872(明治5)年に太政官布告によって法制化された。法制化の理由は、元号が頻繁に変わると不便だから、という、些か軽薄な合理主義によるものだったようである。
因みに、今でも日本で「正式の暦」として認められているのは元号と皇紀の二つだけである。
特徴
単位は「紀元」。西暦2000年=皇紀 紀元2660年。但し、変換の際には西洋暦と太陰暦のことも考慮せねばならない。
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