十号
読み:じゅうごう

 に対する10種類の尊称のこと。如来の十号、仏の十号などとも呼ばれる。
目次

十号の一覧
 次の11号が該当する。
  1. 如来(にょらい)
  2. 応供(おうぐ)
  3. 正等覚(しょうとうがく)または正〓知(しょうへんち)
  4. 明行足(みょうぎょうそく)
  5. 善逝(ぜんぜい)
  6. 世間解(せけんげ)
  7. 無上士(むじょうじ)
  8. 調御丈夫(じょうごじょうぶ)
  9. 天人師(てんにんし)
  10. (ぶつ)
  11. 世尊

経典での扱い
 その扱いについては宗派経典により様々である。
 仏と世尊をまとめて仏世尊として10種類にするもの、如来を総称とし2〜11までで10種類とするもの等、さまざまである。

尊称の使い方
 例えば、日月燈明如来であれば、日月燈明如来・応供・正〓知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊、と呼ぶのが最も丁寧であるとされる。

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