コンパクト盤 |
辞書:文化用語の基礎知識 音楽・技術編 (LMTECH) |
読み:こんぱくとばん |
品詞:名詞 |
アナログレコードの種類の一つで、回転数はLPレコードと同じ毎分33 1/3回転で、レコードの直径はシングルレコードと同じ7インチ(17.78cm)であるもの。つまり小さいLPレコードである。
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概要 |
レコードの径はEPレコードと同じだが、EPレコードは毎分45回転である。つまり、この45回転を33 1/3回転に落として、音質を犠牲にしてその分演奏時間を長くしたものがコンパクト盤である。
ポピュラー曲であれば片面に2〜3曲入れることができ、両面で4〜6曲程度入れた製品が多く登場した。
特徴 |
毎分33 1/3回転はLPレコードと同じだが、LPレコードの直径が12インチ(30.48cm)であることを考えると、このコンパクト盤はLPレコードの内周部を切り出したようなものと言える。従って、45回転のEPレコードや、LPレコードの外周部と比べると音質は劣ってしまう。
このためコンパクト盤は、安価に販売することを目的とした製品が多かった。
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