〓 |
辞書:文化用語の基礎知識 言語・日本語編 (LLNJA) |
読み:え |
品詞:慣用単漢字 |
五十音図や行第四段。ひらがなは「〓」、カタカナは元々は「エ」だった。
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情報 |
音節 |
半母音の有声子音「y」と、母音「e」とから構成される音節「ye」を表わす。
字源 |
ひらがな「〓」は、「江」の草体(草書体)より転じた。
カタカナ「エ」は、「江」の旁から。
元々のア行エ段は、「衣」の初3角から「〓」だった。
表記 |
主な用途 |
現代日本語ではあ行え段、つまり「え」と同じ発音となるが、古代の日本語では異なる音素として存在しており、イェ音(IPAでje)を表わしていた。
徐々に「エ」と「イェ」は区別されなくなり現在に至る。1900(明治33)年にカナ文字が学校教育用に整理された際、ひらがなは「あ行え段」、カタカナは「ヤ行エ段」がそれぞれ採用され、他は変体仮名という扱いとなって現在に至っている。
符号 |
電算処理では、次のような符号位置を使う。
リンク |
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