通貨スワップ協定 |
辞書:文化用語の基礎知識 経済編 (LECO) |
読み:つうかスワップきょうてい |
品詞:名詞 |
異なる通貨間で、将来の金利と元本をスワップ(交換)する取引(通貨スワップ)のために結ばれる協定。通貨スワップ取極とも。
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概要 |
通常、二国間で結ばれる協定であり、ある為替レートで固定した互いの通貨を決められた枠内で交換できる仕組みである。
基軸通貨である米ドル、ユーロ、日本円など同士では相互に利益があるが、基軸通貨と他の通貨の場合、基軸通貨を持っている国側には直接的なメリットがない。
特徴 |
通貨の融通は、その国の借金(ドル建て債等)を償還する際に引き出されることが多い。
つまり通貨スワップ協定を結ぶということは、互いに互いの国の借金の保証人になるようなものである。たとえば基軸通貨と他の通貨の場合、基軸通貨を融通した側は、手元には相手国の国際的に使い物にならない通貨が残ることになるわけである。
通貨危機等を回避する目的で、支援のために協定が結ばれることが多いが、こういった協定を結ぶ場合は経済面、政治面など様々な角度から検証し、それでもメリットがあるのかどうかを考えることが重要ということになる。
リンク |
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