米倉重継 |
辞書:文化用語の基礎知識 戦国時代編 (LHMIDAGE) |
読み:よねくら-しげつぐ |
外語:YONEKURA Shigetsugu |
品詞:人名 |
?〜1575(天正3)年。宗継。丹後守。子:米倉晴継、忠継、信継。文献によっては武田二十四将の一人。
甲斐・武田家臣。当主晴信(信玄)の旗本五人衆の1人に数えられる程の剛の者であった。武田の重臣甘利虎泰が合戦で討死すると、跡を継いだ嫡男の甘利昌忠がまだまだ若年であった為、甘利衆の同心頭に任命される。『甲陽軍鑑』では「甘利衆は騎馬100騎。米倉丹後守武功の者なる故、此勢を引き廻す。この米倉13度槍を仕る。その他働き数々あり」と評されている。
また、矢や鉄砲玉を防ぐ為の青竹を重ね油を塗って作った楯「竹束」の考案者でもある。この兵器は支那の三国時代にも登場しており、重継が兵法書に通じていたと思われる。長篠の戦いで戦死。
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