矢沢頼綱 |
辞書:文化用語の基礎知識 戦国時代編 (LHMIDAGE) |
読み:やざわ-よりつな |
外語:YAZAWA Yoritsuna |
品詞:人名 |
1518(永正15)年〜1597(慶長2)年。薩摩守。真田幸隆の弟。
幼い頃に出家し鞍馬の僧になったが、生まれつき武事を好んだため、やがて寺を追い出され、故郷に戻る。故郷に戻ってもその暴れん坊はかわらず、地元で起こった闘争に白小袖のまま甲冑も付けず大長刀を振り回していた。
その後還俗して矢沢の家を継いだが、幸隆と前後して武田家に仕えている。武田家滅亡後は真田家に属し、幸隆の子真田昌幸を助けた。1580(天正8)年に昌幸が沼田城を攻略した際には総大将として活躍し、沼田城を攻略後は沼田城代に任じられ、1582(天正10)年の北条氏邦の侵攻の時も1585(天正13)年の第一次上田合戦(神川合戦)の時も沼田城を守った。
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