畜生道
読み:ちくしょう-どう

 六道の一つで、仏教の第三界であり三悪道の一つ。獣や鳥や虫などの動物の世界。

概要
 常に気の休まらない弱肉強食の世界であり、生前に恥知らずであった者、つまり本能や欲望の赴くままに生きたていた者がこの世界に転生するとされる。
 自分の利益だけを求めたエゴイストは狐に、残忍で執念深い人は蛇に、怠慢な生活をしていた人は豚にと、その生前の品性に応じた獣に生まれ変わるとされている。

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