沙弥
読み:しゃみ
外語:s'ra^man.era

 出家した男性の仏教信者で、比丘になるまでの修行中の僧。

概要
 20歳未満で出家して沙弥十戒を受けた男。女は沙弥尼という。
 日本では一般に、7歳から14歳未満を「駆烏沙弥」(くうのしゃみ)、14歳から20歳未満を「応法沙弥」(おうぼうのしゃみ)、20歳以上を「名字沙弥」(みょうじのしゃみ)と呼ぶ。
 比丘に従い雑用などを務めながら修行を行なう。
 ここから比丘になるためには、20歳以上となり、両親などの許可が得られる必要があり、条件を満たした後、具足戒(出家信者が守るべき戒律)を守ると決めた者は比丘になることができる。

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