具足千万光相如来
読み:ぐそくせんまん-こうそう-にょらい

 妙法蓮華経 第五巻の "勧持品第十三" で説かれる仏(如来)。幾千万もの光輝に満ちた旗を持つ者の意。
 釈迦出家前の妻であり、釈迦の息子羅〓羅(らごら)の母である耶輸陀羅(やしゅたら)が、将来仏となった時の名で、その時に住む国の名は善国(ぜんこく)とされる。
 釈迦によると、来世、百千万億の諸仏の法の中で菩薩の行を修して大法師となり、漸く仏道を具して善国で成仏するとされる。

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