ランゴバルド族 |
辞書:文化用語の基礎知識 文化編 (LBUNKA) |
読み:ランゴバルドぞく |
外語:Langobard |
品詞:名詞 |
ゲルマン民族のうち、エルベ川下流域を原住地とする東ゲルマン。2世紀中頃にドナウ川、5世紀後半にオーストリーに移り、526年にユスティニアヌス帝からパンノニア地方を受け、ナルセスの東ゴート討伐を援助した。
568年、アルボイン王のもとにイタリアに侵入してポー川流域のロンバルディアにランゴバルド王国を建設、その後も南方に勢力を広げ、イタリア北部・中部を支配した。各地に豪族を配置したために独立性の高い公国ができ、大公に支配されるようになったが、フランク王国の介入を見るにつれ、王政が復活した。
その後ビザンティン領ラヴェンナ地方を攻略し、ローマにも侵攻したが,却ってフランク王ピピンの干渉を受けてラヴェンナ地方を奪われ、774(宝亀5)年にカール大帝によりフランク王国に併合された。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |