マルチ商法 |
辞書:文化用語の基礎知識 経済編 (LECO) |
読み:マルチしょうほう |
外語:pyramid selling |
品詞:名詞 |
悪徳商法の一つ。
まず何かの商品(例えばダイアモンド)を再販売する目的で購入し(仕入れ)て物品販売業者に加盟し、商品を販売することで実績に応じて10〜40%程度のマージンが入る。また自分が勧誘して会員になった人の販売マージンの差額も入るので、とても儲かる、とされるもの。
そもそも、素人が商品を販売したり人を勧誘するなどは容易なことではなく、また実際に勧誘することで大事な友人を失うことにもなりかねない。簡単に儲かるような話を人に宣伝する者など一人だっていないことは考えれば分かるが、実際にこのマルチ商法やマルチまがい商法で儲かるのは一番最初に売る側に立つ協会の人間だけで、あとの会員はまず儲からない。気付いた時には既に遅い、というパターンである。
投機性が極めて強く被害も大きいため、法律で厳しく規制されている。連鎖販売取引、鼠講式販売法とも呼ばれている。
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