フルリ人 |
辞書:文化用語の基礎知識 文化編 (LBUNKA) |
読み:フルリじん |
外語:Hurrians |
品詞:名詞 |
古代オリエントで活躍した民族。原住地はアルメニア地方とされるが人類学上の系統は不明とされ、また使用言語はセム語族やインド・ヨーロッパ語族はないとされる。
紀元前2000年頃から北部メソポタミアに侵入し、西アジア各地に定住。ザグロス山脈からシリアに至る領土を支配したミタンニ王国の人口の大部分を占め(ミタンニ王国の支配者階級はインド・ヨーロッパ語族とされる)、ヒッタイトにも多数居たとされる。その後アッシリアに滅ぼされるが、フルリ人の文化はシリアやキリキアで大きな影響を持ち、また旧約聖書に出てくる "ホリ人" はフルリ人のことである。
彼らは馬と戦車の扱いに長け、ヒクソスの一部も彼らだとされる。
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