クルアーン |
辞書:文化用語の基礎知識 民俗学西洋編 (LFOLKW) |
読み:クルアーン |
外語:al-Qur'an |
品詞:名詞 |
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概要 |
クルアーンとは、アラビア語で「読むための物」を意味し、イスラームの根本聖典である。
このクルアーンは、聖書などと異なり、物語性はない。クルアーンは信仰の書というだけではなく、政治、経済、社会、法律、道徳などを含む、信徒としての生活指針が記されている。
またクルアーンは、「旧約聖書・新約聖書を補い改訂した最後の啓示である」とされているが、クルアーンを真に正しく理解する為には、同書の背後に横たわる「旧約聖書」と「新約聖書」を予め知っておく必要性がある。
特徴 |
世界で最も広く読まれている書物はキリスト教の聖書だが、読む回数も含めるとクルアーンが最大だと言われている。
なぜなら、イスラムでは1日に5回の礼拝があるからで、ゆえに世界で最も頻繁に読まれている書物と言える。
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