五十音図わ行第五段。現代の五十音図では空欄になっている箇所の一つ。

目次 情報 音節 字源 表記 主な用途 符号

情報

音節

半母音の両唇音「w」と、母音「u」とから構成される音節「wu」を表わす。

字源

実際に使われた記録が殆どない。

ひらがなは「」だとされているが、元の漢字が定かではない。

カタカナは「」だとされており、「宇」からウ冠を取ったものらしい。

表記

現在、Unicode等の文字集合に収録がなく、記載することができない。

• ひらがな: ‐
• カタカナ: ‐
• ローマ字: wu

主な用途

日本語においては、古典日本語から現用日本語に至るまで、/wu/と/u/は区別されていない。

従ってこの音に対応するかな文字は、五十音図を埋める以外の使用目的が無かったものと思われる。

文語において、下二段活用で「植える」「餓える」などはワ行で活用する。例えば「植」の語尾は「ゑ・ゑ・う・うる・うれ・ゑよ」と変化するが、このうち語尾の「う」はわ行う段ということである。

符号

電算処理では、現時点で表記方法がない。

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用語の所属
ひらがな
カタカナ

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