最近ではカーネルを細工するタイプのrootkitも出現している。普通のrootkitであればlsやps、netstatなどのコマンドをリムーバブルディスクから起動すれば正しい表示が得られるが、カーネルが細工されているとその方法でもrootkitを検知できない。 SONY BMGのrootkit問題
アメリカではSONY BMG MUSIC ENTERTAINMENTが音楽CDに意図的にXCPと呼ばれるrootkitを仕込んで販売したため、世界的な問題となった。
SONY BMGは被害者から損害賠償請求の訴訟を起こされたり(後に和解)、テキサス州では州法「スパイウェア規制法」違反で州からも提訴され州(原告)より法律違反1件につき10万ドルの罰金などを求められるなどした。 再検索