XMODEM 128/CRC
読み:エックスモデム-ひゃくにじゅうはち-スィーアースィー
外語:XMODEM 128/CRC
XMODEMの亜種の一つ。
特徴
データ長が128オクテットで、エラーチェックに16ビットのCRC(多項式はCRC-CCITT)を用いるもの。
単なるチェックサムよりも厳密なエラーチェックが可能となった。
実装
CRC系のXMODEMでは、転送開始の際に送信されるNAKの代わりに、'C'(0x43)を送信する。これによって、通常のXMODEMと、CRC XMODEMを識別できる。
'C'に3秒以内に応答がない場合、3回まで'C'を再送する。それでも応答がない場合、相手は通常のXMODEMにしか対応していないと判断し、NAKを送信して通常のXMODEMで通信する。
CRCは16ビットつまり2オクテットあるが、上位オクテット、下位オクテットの順に送る。つまりビッグエンディアン(ネットワークバイトオーダー)である。
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