XKP
読み:エックスケイピー
外語:XKP: eXtended Kanji Processing
Windows NT漢字処理技術協議会で策定された漢字処理の協議会とそこで作られた仕様のこと。
この協議会は1995(平成7)年2月に地方自治体においてパソコンを利用したシステム構築を推進すべく作られた団体である。
概要
Unicodeをベースとして多数の外字を扱えるようにすることを目的としていた。
仕様
その内情は定かではない。
当初はUnicodeのBMP領域にある外字領域(U+E000〜U+F8FFの6,400字)の利用が想定されたと予測される。
しかし、現在Web上で公開されている仕様XKPはそうではない。外字はXMLによって表現され、外部のサーバーより画像を取り出して用いるネットワークシステムとなっている。その文字についても今昔文字鏡などの利用が想定されているようだ。
具体例として、「<gaiji name="MOJIKYO.3290">吉(上が土)</gaiji>」のように用いると、未対応システムでは「吉(上が土)」と表示され、対応システムでは画像が取り込まれてそのような文字として表示される。
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