X制御
読み:エックスせいぎょ
外語:X Control

 XON/XOFFデータコマンドによるフロー制御のこと。ソフトウェアフロー制御の代表的なもの。

概要
 データ通信で、受信側のバッファーが満杯に近くになった場合、送信側に対して送信を一時停止する命令XOFFを発行し、受信可能になったら今度は送信側に対してXONを発行する、という制御を行なうこと。
 これは要するにデータを送受信しているのであり、現在のような高速通信でこのような方法を取っていたのでは、制御そのものが間に合わない。
 そこで、ハードウェアフローと呼ばれる情報伝達用の信号線を別に用意してそれを用いるようになった(この手法はRS/CS、あるいはS制御とも呼ばれる)ため、今ではXON/XOFF方式は殆ど使われない古い手法である。

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