SYNパケット
読み:シン-パケット
外語:SYN packet

 TCPのパケットで、SYNフラグを1にしたもの。
目次

概要
 TCP接続を行なうに際し、まず行なわれる先頭シーケンス番号の転送時にSYNパケットを使用する(SYNフラグ=1にする)。
 TCPで通信を行なう場合は、まずこのSYNパケットを相手に送り、双方のシーケンス番号とACK番号の同期を要求することから始める。
 なお、SYNと共にACKフラグも1にしたものはSYN+ACKと呼ばれ、これは機能が異なるため注意が必要である。

特徴

使用例
 正常な通信時には、このビットが使われるのは最初のパケットだけである。
  1. クライアントがターゲットに対してSYN
  2. ターゲットがクライアントに対してSYN+ACK
 以降はSYNを使用しない。

状態遷移

送信

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