SSI
読み:エスエスアイ
外語:SSI: Server Side Include
HTML中に命令を記述すると、Webサーバーがその処理の結果に置き換えて送信する機能。
概要
基本的にWebサーバーに対するインタープリター処理であるため、この機能を併用すると処理が遅くなる。
そのためindex.htmlや、拡張子が.shtmlの場合だけSSIを逐次解析しながら処理を行なうのが一般的。
特徴
具体的には、指定したコマンドにより、次のような動作をする。
- 他のファイルをその場に挿入
- 現在時刻やファイル更新時刻を挿入
- 環境変数の内容を挿入
- 他のプログラムを実行してその標準出力を挿入
但し、コマンド実行はコンピューターセキュリティの観点から、プロバイダーによっては禁止されている。
具体的方法
次のようにHTML中に記述するとする。
LastModified <!--#echo var="LAST_MODIFIED"-->.
これが実行されると、例えば次のようにクライアントに送信される。
LastModified Sunday,1-Jan-98 12:34:56 JST.
echo関連ではファイルサイズの表示なども可能。他には、別のファイルを読み込んだり、環境変数の読み出し、コマンドの実行等の機能がある。
<!--#include file="../sign.html"-->
<!--#exec cmd="./bbs.cgi"-->
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