Misskey.io
読み:みすきー-あいおー
外語:Misskey.io

 Misskeyのサーバーの一つで、メイン開発者syuilo氏およびサーバー管理者村上さんによって運営される、日本を代表するMisskeyサーバーである。Misskey界では単に「io」とも呼ばれる。
目次

概要
 メイン開発者syuilo氏の関わるサーバーだが、Misskey「公式」サーバーではなくMisskeyプロジェクトにも含まれていない、と公言されている。
 このため「Misskey開発の話をするサーバー」ではなく、汎用の雑談サーバーとして運用されている。またMisskeyのバージョンも必ずしも常に最新とは限らず、少し古めであることが多い。
 2014(平成26)年から開発が始まった頃はmisskey.xyzドメインで運用されていた。幾度も死亡(データ全消滅)しては復活を遂げていたが、Misskey v11移行の際にデータ移行が難しいと判断され、2019(平成31)年4月に新たにmisskey.ioが作られた。misskey.xyzは2019(令和元)年5月31日をもって終了し、Misskey.ioに完全に移行された。

特徴

規模
 村上さんの努力と散財により2023(令和5)年3月時点でユーザー数12万人、700万ノート(投稿数)をゆうに超える。
 ローカルタイムラインを重視した雑談が活動のメインとなっており、特にMisskeyの特徴である絵文字リアクションが活況である。
 個人運営のサーバーでありながら10万人以上のユーザーを抱えていることからサーバーリソースも膨大で、2023(令和5)年3月1日時点でもPostgreSQL 7台、Misskey k8s 48台、プロキシー、ロードバランサー、Cloudflare Businessなどで月額約135万円もの費用を要するとしている。
 その後のDDoS対策でのサーバー強化の結果、費用が月額200万円近くに達するようになったとしているが、それも落ち着いてきた2023(令和5)年3月19日、サーバーを39台減らしたと発表された。

雰囲気
 絵描きなど古くからTwitterを使っていたような人が凍結によりTwitterから迫害され流れ着く者も多く、このためインターネット老人会ともされる。
 豊富な絵文字が頻繁に使われており、中でもMisskey.ioを特徴づける絵文字が :send_money: すなわち「レターパックで現金送れ」である。このお返しも当然絵文字で、:is_all_scam: 「はすべて詐欺です」が用意されている。斜めからのツッコミ用に :expack_500_is_economical: 「EXPACK500がお得です」などもある。
 利用規約で攻撃的な活動は禁止されていることもあってか、とても平和である。そしてTwitterが異常停止するたびローカルタイムラインは盛り上がるが、Twitterに跋扈するそういった「厄介」が流れ込んでは困ることもあって、「Twitter:は各種厄介の隔離施設として末永く生きて欲しい」的な意見に賛同が集まっている。

主要なキーワード

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