ITU-T X.21
読み:アイティーユーティー-エックス-にじゅういち
外語:ITU-T X.21

 同期式シリアル通信の物理層を定義する、ITU-T勧告の一つ。
目次

概要
 ITU-T X.24などの物理層として使われている。
 電気的条件は、不平衡はITU-T X.26(V.10と同じ)、平衡はITU-T X.27(V.11と同じ)が使われる。2400/4800/9600bpsまでは平衡も不平衡も可能だが、48kbpsの高速通信では平衡のみが使われる。
 コネクターはDB15(D-sub 15ピン)が使用されており、これはISO 4903で標準化されている。

特徴
 15ピンのピンアサインは次のとおりである。併記のないものは、X.26/X.27で共通のもの。
  1. シールド結線用
  2. T(A) 送信信号
  3. C(A) 制御信号
  4. R(A) 受信信号
  5. I(A) 表示信号
  6. S(A) 信号エレメントタイミング
  7. X/B(A)
  8. G シグナルグランド
  9. Ga [X.26]、T(B) [X.27] 送信信号
  10. Ga [X.26]、C(B) [X.27] 制御信号
  11. R(B) 受信信号
  12. I(B) 表示信号
  13. S(B) 信号エレメントタイミング
  14. X/B(B)
  15. 予備

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