ISM (周波数帯)
読み:アイエスエム
外語:ISM: Industrial, Scientific and Medical radio bands
産業用(Industrial)、科学用(Scientific)、医療用(Medical)の周波数帯のこと。
概要
目的
その名の通り、産業、科学、医療の目的に使われるべく、確保された周波数帯のことである。
コンピューターの無線通信(例えばBluetoothやIEEE 802.11系)などに使われているが、一番生活に身近なのは電子レンジの周波数である。
ITU
ITUにおいては、次の周波数帯の確保を求めている。
- 13.56MHz±0.05% (13.553〜13.567MHz)
- 27.12MHz±0.6% (26.957〜27.283MHz)
- 40.68MHz±0.05% (40.66〜40.70MHz)
- 915MHz±13MHz (902〜928MHz)
- 2.45GHz±50MHz (2.400〜2.500GHz)
- 5.8GHz±75MHz (5.725〜5.875GHz)
- 24.125GHz±125MHz (24.00〜24.25GHz)
日本
日本の電波法や関連する告示、訓令においては、次の周波数帯がISM用として確保されている。
- 2.4GHz帯 (2400〜2497MHz)
- 5.8GHz帯 (5.725〜5.875GHz)
特徴
各周波数帯ごとの、主な使用例は、次の通り。
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