IEEE 802.3ba
読み:アイトリプルイーはちゼロにーてんさん-ビーエイ
外語:IEEE 802.3ba
100GビットEthernet(100GbE)を定めIEEEの規格。
概要
規格制定にあたり、ITU-Tと協力したため、光ネットワーク技術である「ITU-T G.709」との連携が可能である。
IEEE 802.3baは、用途に応じて40Gbps(40GbE)と100Gbps(100GbE)の二種類を規定している。
特徴
仕様
- 100Gbps(100GbE)
- 100GBASE-CR10 (伝送距離7m)
- 100GBASE-SR10 (伝送距離100m)
- 100GBASE-LR4 (伝送距離10km)
- 100GBASE-ER4 (伝送距離40km)
- 40Gbps(40GbE)
- 40GBASE-KR4 (伝送距離1m)
- 40GBASE-CR4 (伝送距離7m)
- 40GBASE-SR4 (伝送距離100m)
- 40GBASE-LR4 (伝送距離10km)
用途
基本的にはデータセンターなど、膨大な量の通信が発生する箇所で利用されることが想定されている。
伝送距離に応じて規格を選択することになるが、40GbEはサーバー向け、100GbEはフロア内/フロア間/データセンター間などバックボーン向けとなっている。
サービス
日本国内初およびアジア太平洋地域初として100GbEのIXを提供したのは、インターネットマルチフィールドのIXサービス「JPNAP」である。2012(平成24)年7月から100GBASE-LR4の提供を開始した。
100GbE対応のサービスメニューは千代田区、品川区、豊島区の各拠点で提供され、プレスリリース時点では、ドワンゴ、IIJ、NTTコミュニケーションズなどが利用予定だとした。
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