HDP
読み:エイチディーピー
外語:HDP: Health Device Profile

 Bluetoothプロファイルの一つで、医療機器のデータを転送するためのもの。ヘルスデバイス プロファイル。
目次

概要
 医療機器をBluetoothで接続するためのプロファイルとして設計されている。
 下層にL2CAPを使用している。
 HDPはまだマイナーなプロファイルであるためか、対応する機器の多くはSPPにも対応したものが多い。
 伝統プロファイルであるHDPは、様々な健康機器を接続できる多機能なプロファイルである。HDPに対応するBluettoth LE用のGATTベースプロファイルでは、接続する機器ごとに細かくプロファイルが分けられており、各々のプロファイルはシンプルに作られている。

特徴

レイヤー構造
 ↑上のレイヤー
 ↓下のレイヤー

規定するもの/しないもの
 HDPは、次を提供する。
 HDPは、次を提供せず、これらは更に上位のレイヤーで処理される。

IEEE 11073
 Bluetooth SIGは、HDPデバイスとIEEE 11073-104xxデバイス仕様間でのプロトコルとして、IEEE 11073-20601を採用している。
 現時点では、以下のような規格が使われている。

コンティニュア設計ガイドライン
 コンティニュア設計ガイドラインとは、健康管理機器とデジタル機器の相互接続を推進する業界団体「Continua Health Alliance(コンティニュア ヘルス アライアンス)」が制定したガイドラインである。
 HDPで使われるアプリケーション層はIEEEの公開仕様であるので誰でも実装できる。しかしこういった物には、かならず相性問題が生じる。
 機器に応じた、HDP + IEEE 11073-20601 + IEEE 11073-104xxの組み合わせが正しく機能するかどうかを確認し、認証する団体として機能している(らしい)。

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