FOMA
読み:フォーマ
外語:FOMA: Freedom Of Mobile multimedia Access

 NTTドコモIMT-2000のサービス名。DS-CDMA(W-CDMA)方式で、384kbpsの高速パケット通信を最大の特徴とする、いわゆる3Gの一つ。
目次

概要
 iモードiアプリも、384kbpsの高速パケット通信で利用可能。
 サービス開始時の端末は、FOMA N2001、カメラ内蔵のFOMA P2101V、データ通信用のPCカード型FOMA P2401の3機種。
 FOMAのFはFreedomの略とされるが、他にFrontier、Future、Flexibleなどの意味も含まれているとされている。

沿革

特徴
 FOMAは、本サービス開始から約1年、2002(平成14)年秋時点で約13万契約と伸び悩み、対抗のau by KDDIのCDMA2000 1x(後のCDMA 1X)の約265万契約に大きく差を付けられた。
 iモーションなどのサービスを頑張ってはいたものの、通信料が高い、そもそも需要があまり大きくない、魅力的な端末製品がタイミングよく発売できなかった、などの理由によりなかなか軌道に乗らなかったからである。
 が、基地局などの設備投資や新機種の大量投入、さらにはauのパケット定額サービス(auの現在のサービス名はダブル定額)にならって「パケ・ホーダイ」を開始したりなどの施策により、ようやく情況が好転した。
 これらによりパケット代の安さが認識されたのか、2003(平成15)年に入ってからは加入者にも弾みがつき、徐々に伸びに加速を付け始めた。こうして本サービス開始から約4年で2,000万契約突破し、その翌年には3,000万契約を突破した。

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