自営標準第三版
読み:じえいひょうじゅん-だいさんぱん
自営用PHSの規格の一つで、RCR STD-28の第三版(ver3.0)で定められたもの。1997(平成9)年公開。
概要
自営用付加サービスの規格が追加されている他、PHSの2/4チャンネルを同時使用する64/128kbpsのデータ通信がサポートされている。
64kbps以上の転送速度がサポートされたことから、簡易型の無線LANシステムなども製品化された。
この仕様での無線LANでは一般的に複数のパソコンを相互接続するものではなく、一台のパソコンのシリアルポートを無線により外部のアナログモデムやターミナルアダプター、または他の一台のパソコンと接続するというPeer to Peerでの接続で利用される。
ノートパソコンなどのケーブルレス化や家庭内モバイル向けの技術の先駆けとも言える。
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