公衆電話
読み:こうしゅうでんわ
外語:The public telephone
町中に存在する電話。普通はNTT地域会社のものを指す。
概要
硬貨やテレホンカードなどにより、基本的には前払いで対価を支払い通話をする。
かつては月極めなどで対価を支払うクレジット通話もあり、NTTコミュニケーションズのカードC、日本テレコムのクレ・カードなどをテレホンカード代わりに使用して通話をすることができた。
特徴
由来
公衆電話は1900(明治33)年9月11日に、上野駅と新橋駅に日本で初めて設置された。但し、当時の名は「自動電話」で、交換手を呼び出してからお金を入れ繋いでもらう方式だった。
これが「公衆電話」と呼ばれるようになったのは、1925(大正14)年に交換手を必要としないダイアル式電話が登場してからである。
電話番号
公衆電話にも電話番号が存在し、この電話機に対して電話を掛けることも可能である。
多くの場合、下4桁の番号がXXnn(nnは00〜99)で、XXは42、49などの一般家庭では好まれないような番号が多く使われる。
但し公衆電話から発信された通話は、ナンバー・ディスプレイでは「公衆電話」などと表示されるのみで番号は通知されない。
停電時
現在は携帯電話機の普及に伴い公衆電話は数を減らしているが、多機能なものもある。ICカードが使える電話機は廃止されたが、磁気カードの機種は今もある。
停電時に使えるかどうかは機種毎に様々だが、概ね色で判断できる。
- アナログ(緑) ‐ 緊急通話、無料通話、硬貨発信可、テレホンカード不可
- デジタル(緑) ‐ 同上
- デジタル(灰) ‐ 緊急通話、無料通話可、硬貨発信はバッテリーにて対応(切れると発信不可)
再検索